こんにちは
私、NHKの歴史秘話ヒストリアが結構好きで、よく観るんですが、
先日放映された「茶人古田織部」(漫画「へうげもの」のモデルですよね。)の回を観ていて、
あるスゴイことに気付いてしまいました~
実は、茶室とBARって似てる~ってことに!
番組ではこんな風に言ってました。
茶室では主人が客人を、五感でもてなす。
味覚はもちろんお茶の味。視覚は花や掛け軸、湯飲み茶碗。
聴覚は風の音、木々の揺れる音、そしてお茶をたてる音。
茶碗の手触りは触感だし、お茶や花の香りは嗅覚だし…。
つまり、これらの総合芸術だって言うんです。
総合芸術でもてなしているわけですね。一つでも欠けたらつまらない。
しかも、「一期一会」って言うくらいですから、
お茶会はいわば、主人と客人の真剣勝負なわけです。
これってBARにもあてはまりませんか?
味覚はもちろんお酒の味。視覚は店の内装だったり、
奥の棚にズラッと並んだ酒瓶の数々だったり。
グラスだって、実は高価なものを使ってたりします。
(だから、本当は気軽に乾杯とかしちゃいけないんですよね(笑)。)
そのグラスの手触り、カウンターの木のぬくもり。
オシャレなBGM、氷のぶつかる音。
(たまにBGMのない店もありますが。)
リキュールの香りや、ウィスキーのピート臭。葉巻の匂い。
ぬお~~~
まさに総合芸術!
それにそれに、茶室もBARも外界から遮断された特殊な空間だってところも似てる。
(私はあのBARの重い扉を開けるのが、今でもドキドキ。
)
(このグラスが高いものかどうかは知らないけれど、デザインが好き。
あと、持ちがさりする感じも。)
スゴイ!大発見!って思ったんですけど、私がいかに普段から酒のことばっかり
考えいているかが丸わかりですね(笑)。
そして、そんなこと別に当たり前だよって思われた方。
ごめんなさい。
一応大発見ってことにしといてやってください。
よし、これからはバーテンダーさんのことを、千利休様って呼ぼう。
(もちろん、心の中で。)
NHK歴史秘話ヒストリアのHP↓
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/191.html