こんにちは
今日も今日とて酒場修行、ウィスキー修行です。
先日いつものバーに行った際、あることに気付きました。
この店で、いわゆるメジャーなウィスキーを呑んでいないということに!
例えば白州。(綾野剛のCMにつられ、ハイボールにしてもらった。)
ボウモアやラフロイグ。どれも初めて呑みました。(美味しかった
)
マスター曰く、「他の店で呑んだことあると思ってた。」だそうです。
この、「他の店」ってのが曲者!
マスターは常々、「他でも呑めるようになりなさい。」って言うんです。
それって、自分の奥さんに「お前もたまには他の男とデートしろよ。」
って言うのと同じじゃない?って言ったら、無言でスルーされました
馴染みの店が複数あった方が、
より「大人の酒呑み」に近付けるんだそうです。
この前、池上彰さんが日経新聞にこんなコラムを書いてました。
「AKBのビジネスモデルは、相撲のタニマチ文化と同じだ。」
タニマチとは相撲界の隠語で、後援者とかスポンサーのこと。
横文字で言うと、パトロンでしょうか。
タニマチがひいきの力士にお金を渡したり、
いろいろな支援をしたりするのと、
AKBのファンが総選挙の投票権を得るためにCDを何枚も買うのは
同じ行為だ、というんです。
何でこんな話を書いたかというと、それは水商売にもあてはまるから。
バーは、「このバーが無くなったら困るから、しょっちゅう呑みにくる」
タニマチを何人確保できるかが、肝だと思うんですよね。
(マスター的には、大きなお世話だと思う。
)
で、その話をマスターにして、
「私はそんなに売り上げに貢献してないけど、タニマチに他の店にも
行けって言うのはちょっと残酷じゃない?」とふったところ、
マスターはやっぱり、「他の店にも呑みに行きなさい。」なのでした。
グッスン