ども
カツコです
先日、ホテルコンコルド浜松で行われた
ある新年会に参加したら、午後8時頃
早々にお開きになりました。
駅方面に歩きながら、Barで一杯やろうかしら、
なんて思いつつ正面玄関を出たところ、
ホテルのドアマンさんが、
「タクシー使われますか?」なんて聞くものだから、
「いいです!」と答えたところ、
一台呼ばれてしまいました(笑)。
私は「ノーサンキュー」のつもりだったけれど、
ドアマンさんには「イエスプリーズ」の意味で
伝わってしまったのね?
日本語って難しいわ。
で、当然、1000円以下のお勘定で、
無粋な私はしっかりお釣りを受け取って、
とあるBarにお邪魔したのだけれど、
マスター曰く、
「そういう時は、お釣りはいいよって降りてくれば、
運転手さんも気を良くして、
次のお客さんにサービスするだに。
いいことは回り回るだでね。」
はて?いい話だけれど、どこかで聞いたことある。
何だっけ?まあ、いいや(笑)。
そう思い直して、何を呑もうか考えて、
「ねえ、この前呑んだ、90年代リリースの
マッカラン12年って、まだある?」と聞いたところ、
(↑前回呑んだ時の写真。シェリーの香りがたまらない!)
マスター曰く、
「ああいう美味しいお酒はね、数に限りがあるの。
同じお客にばっかり、何杯もお出ししてたら、
他のウィスキー好きのお客様に行き渡らないでしょ?
あなたも『お金を払えば何を呑んでも客の自由じゃないか!』
じゃなくて、そろそろ、そういうお店の配慮も
汲み取れるようになりなさい。」
ん?
ちょっと待って!プレイバック、プレイバック!
今の言葉、プレイバック!プレイバック!
先日読了したばかりの、池波正太郎先生じゃ、
あ~りませんか。(エッセイでは、寿司屋のトロだけど。)
どうやら、マスターの愛読書でもあるらしい…。
私やっぱり、私やっぱり、帰るわね
ってことで、この日は早々に退散したのでした(笑)。